顔認証決済サービスの推進開始について

顔認証決済サービスの推進開始について

 ソニーペイメントサービス株式会社（本社：東京都港区　代表取締役社長：中村英彦）は、パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社 （以下、パナソニック。なお、パナソニックグループの持株会社制への移行にともない2022年4月より「パナソニック コネクト株式会社」に社名変更予定。）が提供する世界最高水準の顔認証技術を活用した顔認証クラウドサービス「KPASクラウド」とクレジットカード決済の接続をし、顔認証決済サービスの推進を開始しました。

顔認証決済について

顔認証決済サービスでは、事前に顔画像とクレジットカード情報を登録しておくことで、対面での支払シーンにおいて、顔認証でのクレジットカード決済処理を実現します。これにより、エンドユーザー様にとっては、これまでのように現金やクレジットカード、スマートフォン等を持参したり操作をすることが不要となるため、利便性が向上するとともに、盗難・紛失リスクも低減が可能です。また、導入する事業者様にとっても、会計時の接触リスクの低減および、会計時間の短縮による待ち時間の削減、混雑緩和等が可能となります。
パナソニックの提供する顔認証クラウドサービス「KPASクラウド」での決済連携機能は、スマートフォン・タブレット等の汎用的な端末を店舗に設置する端末として利用でき、店舗側で既にお持ちの端末をご活用頂くことも可能です。また、セキュリティ向上のため、PIN（暗証番号）入力との組み合わせによる2要素認証設定も可能です。

顔認証クラウドサービスおよび顔認証決済サービスのご活用シーンについて

（1）宿泊施設やアミューズメント施設等での受付
ホテルやレジャー施設、スポーツジム等において、時間帯により受付で待ち時間が発生してしまうことがありますが、顔認証クラウドサービスおよび顔認証決済サービスを導入することで、短時間で受付と精算を完了させることも可能です。また、エンドユーザー様も待ち時間が短縮されるだけでなく、会員証やカードを持たずにご来店し、サービス利用ができるため、使い勝手が向上しリピート利用にもつながる可能性があります。

（2）小売・飲食店、乗り物などでの手ぶら決済
顔認証決済サービスを導入することにより、エンドユーザ様は現金を持たずに買い物や、飲食、乗車ができるため、身軽に観光やショッピングを楽しめます。導入する事業者様にとっても、会計時の現金の取り扱いや、接触機会を減らすことができるため、衛生面などにおいても安全性を高めることが可能です。コンビニエンスストアやレストラン、電車やバスおよびタクシー等、さまざまなシーンにおいてご活用の可能性があります。

顔認証決済サービスの展開について

当社は、加入しているパナソニックの「顔認証クラウドサービス パートナープログラム」と連携しながら今後この顔認証決済サービスを幅広い業種において推進し、より安全で利便性の高い決済ソリューションをご提供していきます。