【2020年版】これから始めるオンライン診療・電話診療に必要なシステムとは

オンライン診療・電話診療とは
オンライン診療・電話診療とは、PCやスマートフォン等の情報通信機器(ビデオ通話や電話等)を通じて、診察をリアルタイムにオンライン上で行うことです。
厚生労働省の「オンライン診療の適切な実施に関する指針」では「医師-患者間において、情報通信機器を通して、患者の診察及び 診断を行い診断結果の伝達や処方等の診療行為を、リアルタイムにより行う行為」と定義されていますが、2020年4月13日に初診患者様よりオンライン診療が認められる通達が厚生労働省よりありました。
詳細はこちら https://www.mhlw.go.jp/content/000534254.pdf
当社ではオンライン診療システムと連携しておりますので、医療機関様のご要望や運用に合わせてオンライン診療や電話診療サービスの提案が可能です。
是非、お問い合わせください。
オンライン診療・電話診療の基本的な一連の流れ
一般的なオンライン診療・電話診療の流れは以下になります。

1.診療日の予約
2.事前問診票
3.オンライン診察 or 電話診察
4.お会計(クレジットカード決済)
5.自宅や指定薬局へ処方箋の発送・FAX
6.服薬指導(Web会議システム or 電話)
7.お薬代の会計(クレジットカード決済)
処方箋発行後の運用
処方箋は、郵送やFAXで以下2点の指定先へ送ります。
- 患者様の自宅
- 指定の薬局
指定の薬局へ処方箋を送り、お薬を郵送で届ける場合は、Web会議システムや電話等を通じて、患者様へ服薬指導を実施する必要があります。
オンライン診療・電話診療のメリット
患者様のメリット
▽待ち時間の削減
事前に診察日時の予約を行うため、病院の待合室で診療を待つ時間や会計を待つ時間を削減することができます。
▽院内感染の予防
通院が不要なため、院内感染の予防に繋がります。
▽通院費用の軽減
通院する必要がないため、患者様の通院にかかる費用を軽減することができます。
▽合間診察が可能
事前に診察日時の予約が可能なため、多忙で通院が難しい方でも休憩時間等の患者の合間時間で診察を受けることができます。
医療機関様のメリット
▽継続率の向上
患者様の通院負荷が軽減、合間時間での診察が可能なため、治療の継続率向上が見込めます。
▽顧客層の拡大
通院が不要なため、院内感染の予防に繋がります。
▽事務工数の負担軽減
診察前後の処理がオンライン上で空き時間を利用して行えるため、事務工数の負担を軽減することが見込めます。
オンライン診療・電話診療に必要なものやシステム
オンライン診療・電話診療に必要となるものやシステムには主に以下があります。

オンライン診察システム(Web会議システム)・電話機
オンラインで診察を行うには、医療機関様は患者様とWeb会議・ビデオ通話等のシステムを利用しオンラインで繋がる必要があります。これらのシステムを利用することで離れた場所にいても、顔を見ながら患者様と会話をしたり、患部の状態を確認することができます。
また電話で音声のみの診察を行うケースもあります。
当社ではオンライン診療システムと連携しておりますので、医療機関様のご要望や運用に合わせてオンライン診療や電話診療サービスをご提案可能です。
デバイス(PC・スマートフォン・タブレット)
Web会議・ビデオ通話・電話等のシステムは、PCやスマートフォン・タブレット等のデバイスを通じて行うため、医療機関様と患者様の双方がなにかしらのデバイスを準備する必要があります。
インターネット環境・電話回線
医療機関様と患者様の双方が準備したデバイスをオンラインで繋ぐためにオンライン診療ではインターネット環境。電話診療では電話回線が双方に必要となります。
決済システム
医療機関様は患者様と顔を合わせることなく診療を行うため、お支払いもオンライン上で行うために、決済システムの導入が必要になります。
オンライン診療・電話診療の導入に困ったら
オンライン診療は患者様・医療機関様の双方にとってメリットのある診療方法です。コロナ渦において三密を回避し感染拡大を防ぐ上でも、オンライン診療が特に注目されています。
しかし、実際に医療機関様がオンライン診療サービスの提供を開始するためには、システムの導入や決済手段の導入等、様々な問題に直面するかと思われます。
当社ではオンライン診療システムと連携しておりますので、医療機関様のご要望や運用に合わせてオンライン診療や電話診療サービスを提案させていただきます。
是非、お問い合わせください。