ネットショップ立ち上げ前に考えておくべきサイトコンセプト

ネットショップ立ち上げ前に考えておくべきサイトコンセプト

どのような商売でも重要なポイントとなるのは、どのような顧客を相手にどのようなサービスを提供するのかというビジネスコンセプトを明確にしておくことです。

ではネットショップを運営するにあたっては、どのようにコンセプトを作り上げていけばいいのでしょうか? ここではその方法と手順についてご紹介します。

最初にしておくべき、ネットショップのコンセプト設計

そもそもどうしてビジネスにコンセプトが必要なのでしょうか?コンセプトとはビジネスの理念や概念を表していて、具体的には「自分たちはどんな人たちに、どのようなものを、どのようにして届けていきたいのか」を指します。

大枠のコンセプトが決まったら、それを土台にビジネスのディテールを構築していきます。取り扱う商品の品揃えや方向性はどのようにするのか、商品の仕入れはどのようにするか、商品の値段はどれくらいで設定するのがいいか、商品の魅力はどのように表現し、発信すればターゲットに届くのか、どうやってサイトに見込み客を集めるか…。

初動の段階からコンセプトの設計内容に無理があると、なかなかビジネスは軌道に乗りません。また、コンセプト設計があいまいだと、誰に向けられた商品なのか不明瞭になり、狙っているターゲットから見落とされることになります。コンセプト設計は正確かつ綿密に行い、精度の高い内容であることが成功要因となります。自分のイメージするビジネスの形を明確に表現できるようにしておきましょう。

コンセプト設計の手順

ネットショップのコンセプトを設計するには、誰に何をどのようにして売りたいのか、その「誰」と「何」と「どのように」の3点を考えることが重要です。ここでいう「誰」とは商品を購入してほしいターゲットのことを指し「何」というのは商品やサービスのこと、「どのように」というのは販売方法や販売戦略のことです。以下、この3つの要素について詳しく述べていきます。

ターゲットの明確化

まずは顧客のターゲットを絞り込んでいきます。ターゲットを絞り込む要素は無数にあります。性別、年代、職業、居住地、収入、家族構成、ライフスタイル、価値観…など。顧客ターゲットがはっきりしているほどビジネスコンセプトは明確になるので、なるべく多くの要素を想定し顧客をセグメントして、現実的かつ具体的なイメージを持つようにしましょう。

その際に有効なのが、ターゲットを実際の人物像に落とし込む「ペルソナ分析」と呼ばれる方法です。これは「ターゲットは30代女性で東京在住、未婚で一人暮らし、会社勤めでWebディレクター、年収400万円で、年に1度は友人と海外旅行に行き、口癖は「何か美味しいもの食べに行きましょう!」といったように、想定する顧客にわかりやすいキャラクターを与えることです。こうしたイメージを持つことで、自分たちはどんな人たちに向けて商品をアピールしたいのか明快な意識付けを行うことができます。

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商品の選定

どんなターゲットを相手にするかによって、ネットショップで扱う商品の属性や種類も変わってきますが、まずはコンセプトを明確にしなくてはいけません。全体像はもちろんですが、具体的な構成内容、ネーミング、パッケージ、値段…全てを決める上で軸となるものです。

コンセプトを決めるコツとしては、まずは「ターゲットを絞る」、「(ターゲットの)悩みや求めるものを抽出する」、「抽出した内容を反映させた商品の内容」、「コンセプト(宣伝用のキャッチコピー)決定」という流れで作成してみてください。前述のようにコンセプトが決まれば、具体的な商品の選定や、商品が持つ強みの訴求などもスムーズに行うことができるでしょう。また、コンセプトはそのまま商品を売る時の強力なキャッチコピーにも活用ができたりするので、分かりやすく簡潔にすることを心がけてみてください。

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販売方法の策定

誰に何を売りたいかが決まったら、ターゲットに商品の魅力をどのように訴えていくのかを考えなくてはいけません。サイトのデザインはどのようにするか、商品の価値をどんなキャッチコピーで表現するか、宣伝のためにどういう手段を用いて集客していくか……商品を広範に、かつ強力にアピールし、ユーザーの購買意欲を掻き立てるような販売方法を策定していきましょう。

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まとめ

ネットショップを始めるには、ビジネス全体のコンセプト設計が必要です。コンセプトが決まったら価値やベネフィットを明確にターゲットに伝えることで商品の魅力や価値を感じてもらうことができます。またネットショップ運営側として、商品購入時にターゲットが使いやすい決済方法を用意してあげるべきなので、各種決済方法についての案内もぜひ閲覧してください。