ネットショップへの集客のために、
まずやるべきこととは

公開日:2023年03月29日

更新日:2023年03月29日

ネットショップを開設する時、最初に手をつけておくべき集客方法というのがいくつか存在します
有効性が高く、事前に準備を進めておきたい集客方法とはどれなのか、ネットショップをスタートさせる際の集客方法についてご紹介します。

ネットショップ集客の心得

ネットショップへより多くの見込み客を集客するために最初にすべきことはなんでしょうか。様々な答えがあるとは思いますが、多くの人はターゲットを明確にすることだと答えるでしょう。どんな属性のどんな志向・嗜好を持つ人をお客様にするのかを選び、サイトデザインのコンセプトを決め、実際に販売する商品を取りそろえます。そして次に、ターゲットに合わせた集客施策を展開します。

ネットショップの集客方法

SEO

「検索エンジン最適化」を意味するSEO対策(Search Engine Optimization)は、ネットショップにとって欠かせない集客方法です。SEOはGoogleをはじめとする検索エンジンの検索結果で、その際に自サイトが上位に表示されるよう調整を行うことを意味します。

ネットで商品を購入しようとする人の多くが検索エンジンを利用してネットショップにたどり着きます。各検索エンジンの仕様に合致した対策を実施することで、自サイトへの見込み客の導線が強化され、回覧数を増やす事で認知形成をはかります。

リスティング

リスティング(リスティング広告)とは、検索エンジンで特定のキーワード検索をした時に、自然検索の結果とあわせて広告を表示する仕組みのことです。SEOは検索エンジンに評価されるよう最適化させる手法(キーワードによっては上位になるには時間がかかるのと、上位になる保証もない)なのに対し、リスティングは同じキーワードを意識している競合サイトが存在する中でも、入札さえすればすぐに検索結果に反映されるという違いがあります。

例えば「特定の商品名」+「購入」というワードで入札しユーザーが訪れた場合、成果に至る可能性は大変高くなります。ただその分最低入札価格や上位表示を獲得する為に必要な入札価格も高額になる傾向であるため、対費用効果が見込めるキーワードの選定や入札価格の調整、広告文の作成等日々の運用が必要になってきます。代表的なリスティング広告のプラットフォームとしては「Yahoo!プロモーション広告」と「Google AdWords」があります。

アフィリエイト

アフィリエイトは「成功報酬型広告」と呼ばれます。ネットショップで扱っている商材等の広告をネットショップ運営側が用意し、企業サイトや個人ブログ等を含む他サイトに掲載してもらいます。もしもその広告を見たユーザーがネットショップを訪れ、商品を購入すると成功報酬が発生し、そこで初めて広告料金が発生し、後日費用の支払いが発生します。数多くのサイトに広告を掲載できること、費用対効果が高いこと、短期間で準備して出稿できることがアフィリエイトの利点です。SEOとの相乗効果によって自サイトの認知度を上げられるでしょう。

コンテンツ・ブログ

コンテンツページ、ブログを使って、潜在顧客を集客する方法もあります。コンテンツマーケティング等とも呼ばれます。ネットショップであれば、まず扱っている商材に関連した、ユーザーがよく検索するキーワードを抽出します。次にそのキーワードを含む“内容(意味、有益性)のある情報”を、ブログ記事等のコンテンツとして作成し、掲載します。

内容のある情報であることが重要な理由は、昨今では単にキーワードを多く含んだ文章や羅列的な情報をサイト内に掲載すると、検索エンジンがそれを低品質なコンテンツと判断し、上位に表示しない、または検索エンジンから排除する仕様になっているためです。

高品質なコンテンツを用意すれば検索ユーザーも有用な情報にたどり着けることになり、サイト全体の有益性・信頼性が向上します。高品質なコンテンツはWeb上に残る為、記事を蓄積していく事により、過去記事からのアクセス数も見込めていくでしょう。

集客施策の検証をするために

上記の集客施策を実施したら、その結果を随時分析できる環境を整えましょう。アクセス解析のための代表的なツールには、Google社が提供するGoogle AnalyticsやSearch Consoleがあります。

Google Analyticsは主に、サイトにアクセスしたユーザーが「どのページからどのような経路でどのページへと移動したか」ということが解析できるツールです。ユーザーのサイト内での動きがわかるため、商品購入を促すための導線の設計や改善に役立ちます。

これに対し、Search Consoleはサイトへの流入前のユーザーの動きを解析するツールです。ユーザーがどんなキーワードで検索して訪れているのかといったデータを得て分析することで、集客施策の効率化につなげられます。

まとめ

ネットショップの集客はまず基本をしっかりと押さえること、そしてその結果の分析、改善を怠らないことが大切です。分析をもとに、商品の見せ方等のサイトデザインの見直し、入力フォームや決済方法等のサイト機能の改善を随時行っていきましょう。ネットショップ開設の際の参考にしてください。

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