ネットショップの運営に重宝!
サイトの素材集めの方法
公開日:2023年03月29日
更新日:2023年03月29日

ポップなイメージを前面に打ち出したい、シックな雰囲気でまとめたい……等ネットショップのテイストを大きく左右するのが写真やイラスト等の画像素材であり、非常に重要な要素となります。
ターゲット層に受け入れられ、ネットショップの売上げにも左右する画像の素材はどのようにして用意すれば良いのでしょうか。ネットショップに使える画像素材集めの方法についてご紹介します。
サイトのパーツになる画像素材
Webページをデザインするときは写真やイラストを効果的に使いたいものです。サイトに合ったイメージや雰囲気、季節感を出すために大きなサイズの画像を使用したり、要所でアイコンやバナーとしてイラストを活用するのもページを見やすく、華やかな雰囲気の演出をするのにも効果的です。画像素材の入手先はフリーのものと有料のものがあります。
フリー素材
Web上に多く存在するホームページ作成用のフリー素材を提供しているサイトはおなじみですが、中にはネットショップ用に特化したフリーの画像素材のみを集めたサイトもあります。タイトル、セールや季節のイベント向けのロゴ、カートやクレジットカードのアイコン等、要点を抑えた実用性の高いイラスト素材が揃っています。ほとんどものが商用利用OKとなっています。
ただし、著作権は放棄していることが少ないケースが多く、使用する際には提供側へ連絡が必要等、利用に関するレギュレーションはサイトや素材の制作者によって異なります。必ず利用規約に目を通してから利用するようにしてください。
有料素材
より高画質、高クオリティな写真やイラストを求めるなら、商用となる有料の素材を使う方法も検討してみてください。ほかのネットショップと被る素材はなるべく使いたくないという場合も、有料素材のほうが適しています。同じテーマの写真でも、バリエーションが多く、かつクオリティの高い写真が豊富に用意されているのが有料素材サイトの強みです。料金は素材1点ごとに支払う場合と、当日中◯点まで、月に○点までダウンロードが可能といった形の定額制のもの等があります。
商品画像
商品画像はネットショップの運営側で準備する必要があります。用意する方法は以下の2つがあります。
自前で写真撮影する
基本は自社のスタッフがデジタルカメラを使って写真撮影をする方法です。自前で撮影することのメリットは構図等を自由に決められ、撮影する枚数にも制限がありません。さらに撮影スタジオを借りれば、しっかりとした環境の中、効果的なライティングで撮影をすることができます。そこまで質にこだわらないのであれば、自社やレンタルスペースを使って撮影することも可能です。
アパレル商材等は実際にモデルを使って撮影を行うことで雰囲気が伝わる写真になるでしょう。食べ物等撮るのが難しい商品を扱う場合、あるいは単純に写真のクオリティを上げたい場合は、食品の撮影を熟知したプロのカメラマンに撮影依頼するのがおすすめです。
商品の魅力を伝えるために知っておきたい商品撮影のコツ
仕入先からの商品画像の提供を受ける
商品画像は卸売の業者やサイト、メーカーから提供を受けられる場合もあります。それらのほとんどはプロが撮った写真。カタログのような雰囲気で載せたいのであればこうした提供画像を使えば十分でしょう。
ただ、オリジナリティーを出したいのであれば、提供画像があっても、新たに自社仕様として写真撮影をしたほうがベターです。売れている商品ほど、多くのネットショップが同じ画像を使用する可能性があるからです。自社でのみ使用できるクオリティの高い商品画像が用意できると、利用者の目にもとまり、販促の向上が見込めます。ネットショップ運営を成功に導くひとつの要素として、ライバル店に差をつけることが出来るでしょう。
まとめ
ネットショップ運営において写真やイラスト等の画像は他店との差別化ポイントであり、サイトの印象を大きく作用するものになります。素材となる画像が最良であると、結果的に売り上げにも大きく影響していくでしょう。画像の選び方、撮影の仕方、そして画像加工にもじっくりとこだわってみてはいかがでしょうか。