資本提携のお知らせ

ソニーペイメントサービス株式会社（代表取締役社長：中村 英彦/所在地：東京都港区/以下「当社」）は、今後のさらなる成長実現のため、米国大手のブラックストーン・インク（ニューヨーク証券取引所:BX/所在地：アメリカ合衆国 ニューヨーク）とその関係会社（以下、総称して「Blackstone」）が運営するプライベートエクイティファンドと資本提携を行うこととなりましたことをお知らせいたします。

2006年、当社はソニーグループ傘下の決済代行会社として設立されて以来、主に国内のイーコマースやサブスクリプションサービス等を展開する事業者に対して、クレジットカードなど多様な決済サービスを提供して参りました。近年では、決済サービスのほか、決済周辺領域における付加価値サービスへのニーズが高まるとともに、デジタル通貨をはじめとした新しいビジネスの芽が次々と生まれるなど、サービスの総合力・開発力が問われる時代へと進みつつあります。
こうしたなか、当社としましてはグローバルで投資を行うBlackstoneの資金力、内外の投資で培われた知見および各種支援機能を活用して戦略投資を実行し、お客様の様々な決済および決済周辺ニーズに対してスピーディに応える、非連続的な成長戦略を推進していくことといたしました。

今般の資本提携におきましては、2024 年1月31日（予定）付にて、Blackstone設立の買収目的会社（以下、SPC）が当社の既存株主より株式の買い取りをいたします。その後、関係当局からの事業に必要なライセンス取得を前提に、当社を消滅会社、SPCを存続会社とする合併を行い、存続会社の商号を「ソニーペイメントサービス株式会社」（以下、新SPSV）といたします。なお、現在の当社の議決権はソニー銀行株式会社（以下、「ソニー銀行」）が57.0％保有しておりますが、本資本提携後の新SPSVは、Blackstoneが運営するプライベートエクイティファンドが80.0％、ソニー銀行が20.0％保有する持株会社の下で事業を展開して参ります。本件により、当社はソニー銀行の連結子会社から持分法適用会社になります。

現在の当社事業に関しましては存続会社に承継するほか、業務運営・社内組織も現状のまま移行いたしますので、統合後も変わらぬ体制でサービスをご提供いたします。