最大50万円!
ソフト導入にも使えるIT導入補助金について

公開日:2019年07月09日

更新日:2019年07月09日

ネットショップに活用できる補助金「~年度補正 サービス等生産性向上IT導入支援事業」こと「IT導入補助金」についてご紹介します。

IT導入補助金とは

中小企業・小規模事業者など(以下「補助事業者」)の生産性向上を図ることを目的とした補助金です。
ITツールを導入する経費の一部を補助することで、補助事業者の生産性向上を図ることを目的とした制度で、最大で50万円の補助金が受けられます。導入費用に対する補助率は残念ながら平成29年度補正予算から補助率が1/2になっています。しかし予算は昨年度のなんと5倍の500億円も用意されています。おそらく政府としては、1社でも多くこの補助事業を行なって欲しいのだと思われます。

ECサイトの新規構築に活用可能

IT導入補助金のホームページによると、「IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等(=補助事業者)のみなさまが自社の課題やニーズに合ったITツール(ソフトウエア、サービス等)を導入する経費の一部を補助することでみなさまの業務効率化・売上アップをサポートするものです。

自社の置かれた環境から強み・弱みを認識、分析し、把握した経営課題や需要に合ったITツールを導入することで、業務効率化・売上アップといった経営力の向上・強化を図っていただくことを目的としています。」 と示されております。

ITツールと考えると、経営効率改善のために会計や販売管理ソフトを導入する様子が目に浮かびますが、「販売促進」を目的にECサイトを構築するのもOKになります(ただし、既存のECサイトのリニューアルは不可。新規カート導入は可)。

交付申請は、これら「導入したいITツール」と「ITツール導入後の事業計画」の2つが必要です。

また、経営課題を知るための「経営診断ツール」や課題に沿ったITツール選びに役立つ「業種別 お悩み解決ITツール機能」といった情報ITも導入補助金のサイトで公開していますので、自社の課題を解決するITツール探しも可能となっています。

申請はネット上ですべて完結

補助事業者は申請にあたり、IT導入補助金のサイト経由で「望んでいるサービスを提供しているIT事業者」を選定し、ネット上で依頼を行います。選ばれたIT事業者は補助事業者のためのマイページを設定します。その設定されたページに補助事業者は自社の情報や経営計画、その他必要事項を入力します。入力終了後、IT事業者は自社のサービス内容と事業総額、補助金申請金額を入力し、最終確認後に申請ボタンを押します。

このようにIT導入補助金の申請は全てネット上で完結するのです。

まとめ

IT導入補助金は申請が簡単なので補助事業者にとっては使いやすい補助金です。ただし、事業計画書の数字に関する部分は、皆様の事業の生産性向上を国が一番望んでおり、具体的な指標を出す部分ですから当然申請する補助事業者が考えなくてはいけない項目です。この補助金を活用することで政府が決めた指標をクリアした計画数値の設定を行い、ITツール導入により向こう5年間の生産性向上を約束しなくてはいけません。
※2019年5月28日の情報です。

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