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決済代行会社にかかる費用や手数料とは

決済代行会社を利用することが便利なものだとはわかっていても、 どれくらいの費用や手数料がかかるのかが気になるというネットショップ運営者は多いでしょう。

ここでは、決済代行会社を利用する際の費用の目安をクレジットカード決済としてご紹介します。

決済代行会社とは

決済代行会社とは、ネットショップ(ECサイト)がクレジットカード決済をはじめとする様々な決済を導入する際に、複数のクレジットカード会社やコンビニ各社との契約をまとめて行い、決済システムの導入や運用にかかわるサービスを提供する会社です。

各会社と個別に直接契約するにはそれぞれに審査が必要で、接続システムもそれぞれ構築しなければならず、大変な手間とコストがかかります。また、クレジットカード決済、コンビニ決済、銀行・郵便局口座振込、Apple Payでの決済に至るまで、多くの決済方法が存在しますが、それらを後から導入したいとなったときでも、決済代行会社が提供している決済であれば追加で契約ができ、一括管理も可能です。

ネットショップが決済代行会社に支払う費用や手数料

ネットショップが決済代行会社を利用するには一定の費用がかかります。以下、その内訳についてご説明します。また、金額については会社により違うため、あくまでも目安となります。

初期費用

決済システムを導入するためにかかる費用です。システムをネットショップのサイトに組み込むための初期設定費、導入サポート費が主なものです。5万円程度かかることが多く、決済代行会社によっては個別対応(別途見積り)ということもあります。

月額固定費

利用件数に関係なく毎月支払う固定の手数料です。決済にかかわる機器やシステムの利用費、顧客情報の管理コスト等に対して支払うものです。

決済手数料

決済額(売上金額)に対するカード会社手数料です。 クレジットカード決済ではそれぞれの決済代行会社により3.3~8%程度の決済手数料を設定することが多く、 ネットショップ側の業態、取扱い規模や販売単価によって契約時に決定することが一般的です。

データ処理料(トランザクション処理料)

決済システムを利用するためにかかる費用です。以下のものがあります。

オーソリゼーション(与信)/売上計上

与信とはカード利用者様の与信枠を確保、売上計上とは売上を確定する処理です。 1取引あたりに発生いたします。 与信で5円/件、売上計上処理で5円、1取引当たり10円(与信+売上計上)が平均でかかります。

また、下記の処理が必要な場合は、追加で手数料がかかります。

・取消処理・・・取得した与信枠もしくは売上計上後の取引をキャンセルする処理です。
・金額変更・・・取得した与信枠もしくは売上計上後の取引の金額を変更する処理です。

まとめ

決済代行会社を利用した場合にかかる費用や手数料は、大きく分けて以上の3つ初期費用・月額固定費・手数料があります。決済代行会社によって費用に差があるので、どれくらいの費用がかかるのかは見積り等をとって確認・比較することが重要です。但し、料金の安さだけで選ぶのではなく、機能やサービスが充実しているか、購入者の利便性や安全性が保たれているかも検討材料にする必要があります。決済代行会社を選ぶ際の参考にしてください。

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投稿日:2022年12月21日