オンライン決済でキャリア決済は必要?
メリット・デメリットをご紹介

公開日:2018年02月01日

更新日:2018年02月01日

ネットショップで買い物をする際の支払い方法として、クレジットカード決済や銀行振込などが知られていますが、みなさんはキャリア決済という方法をご存知でしょうか。

スマートフォンの普及に伴いキャリア決済の利用者も年々増加しています。ここではキャリア決済のメリット、デメリットについてご紹介いたします。

キャリア決済とは

キャリア決済とは、利用者がネットショップで買い物をした際の購入代金を、携帯電話やスマートフォン等の通信料と一緒に支払うことができる決済手段です。月々の通信料に加算されて請求されます。

利用者が設定したIDやパスワードがあれば決済できるため、手持ちのお金がなくとも買い物を楽しめるのが特徴です。利用限度額はクレジットカードに比べると低めに設定されており、利用者の年齢による制限等もありますが、初期設定では月1万円程度となっていることが多いようです。キャリアによっては契約年数などによって限度額を最大で月5~10万円まで増やすこともできます。

主要3キャリアでは、ドコモ払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いというサービス名でキャリア決済を提供しています。

キャリア決済とは?仕組みを図解で解説(NTTドコモ、au、ソフトバンク)

キャリア決済のメリット

まず、キャリア決済のメリットをいくつか挙げていきます。

新たな購入者層の取り込み

クレジットカードを持てない若年層や、カード決済に抵抗がある人でも手軽に買い物をすることができます。そのため、特に10代から20代前半をターゲットとした商品やサービスが多いネットショップの場合は、携帯電話やスマートフォンからの経由により、新たな購入者層の取り込みが期待できると言えます。

本人確認の正確性

携帯電話やスマートフォンは、利用者本人、もしくは保護者がショップを訪れて、十分な本人確認を行った上で契約を行います。そのため、本人確認の正確性は非常に高く、安心して商品やサービスの売買ができると言えます。

キャリア決済のデメリット

デメリットについてはどうでしょうか。こちらもいくつか挙げてみましょう。

比較的手数料が高い

キャリア決済の手数料は購入者ではなく、ネットショップ側が支払います。クレジットカードでも手数料は必要になりますが、キャリア決済の場合はクレジットカードに比べても利用料が高めに設定されています。手数料は一定ではなく、利用金額や提供するサービス、商品によって異なります。

キャリアごとに審査がある

キャリアごとに審査があるため、あるキャリアとは契約ができたとしても、他のキャリアで必ず契約できるとは限りません。キャリア側の審査基準に満たないと判断した場合は、契約できない場合もあります。また個人事業主及びネットショップ未オープンの方はご利用いただくことができません。

システム仕様がキャリアにより異なる

システムの仕様がキャリアによって異なるため、それぞれにネットショップで対応する必要があります。しかし決済代行会社を通すことでシステム構築や管理の工数を大幅に削減することができます。

まとめ

このようにキャリア決済は若年層を中心に新たな顧客獲得が期待できます。決済代行会社を利用することで、主要3キャリアのスムーズな導入、一括管理が可能になるため、ネットショップ側にメリットが生まれます。さらに、キャリア決済だけではなく利用者のニーズにあった様々な決済をまとめて導入することができるため、ぜひご利用をご検討ください。

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