ネットショップにおける
クレジットカード払いの利用率

公開日:2017年11月27日

更新日:2017年11月27日

クレジットカード払いがネットショップの商品代金決済の際、どれくらいの割合で利用されているか想像がつくでしょうか?
ここではネットショップにおけるクレジットカード払いの利用率を取り上げて、その理由や注意すべき点についてご紹介します。
クレジットカード決済に関する基本的な仕組みについては、クレジットカード決済とは?仕組みや注意点、導入方法こちらをご覧ください。

ネットショップにおけるクレジットカード払いの利用率

現在、クレジットカード払いはネットショップにおける最も利用率の高い決済方法です。

総務省が公開している「平成27年通信利用動向調査の結果」によれば、「インターネットで購入する際の決済方法」で「クレジットカード払い」が占める割合は平成27年度において69.2%でトップ(複数回答)、前年よりも4.4%上昇しています。なお、2位以下は「代金引換」(39.0%)、「コンビニストアでの支払い」(36.1%)、「銀行・郵便局の窓口・ATMでの振込・振替」(26.5%)(いずれも平成27年度)となっています。

ネットショップでクレジットカード払いの割合が多い背景

ではなぜクレジットカード払いの利用率は高いのでしょうか。
利用者側からすれば、ネットショップで買い物をする機会が多くなればなるほど、自然と簡単・便利な決済方法を使うようになるものです。クレジットカード払いは銀行やコンビニまで支払いに行かなくて良いですし、代金引換のように家に現金を用意して宅配便の到着を待つ必要はありません。

クレジットカードが使いやすい環境も整ってきています。多くのネットショップでは1度クレジットカードで決済を使えば、2度目の購入からは面倒なクレジットカード情報入力の手間を省くことができます。スマートフォンやブラウザにもクレジットカード情報を登録する機能があります。

また、クレジットカード払いをすることでクレジットカード会社が発行しているポイントを貯める利用者が増えています。ポイント還元率の高いクレジットカードは人気がありますし、ポイント移行のサービスの充実や、ポイント還元等のキャンペーンなども行われたりと、クレジットカードによる消費が促進されています。
クレジットカード会社の審査に通っている加盟店は安心できるという判断をされる方もいらっしゃるでしょう。

こうした背景から、いまではクレジットカード決済ができないネットショップは、利用者から不便なサイトと判断される傾向があります。もはやクレジットカード決済はネットショップの基本的機能の一つであると言え、利用者からは導入が当然のように求められているとも言えるでしょう。

クレジットカードを使わない人には

一方でクレジットカード決済を利用しない人が一定数いることも事実です。年齢的にクレジットカードを持っていない若年層、クレジットカードを使うことに慣れていない高齢者層のほか、逆に利便性の良さから使いすぎてしまうことを懸念する人、セキュリティの面からネット上で使用することに抵抗のある人もいます。

クレジットカードの利用率が高い中、代金引換、コンビニ支払い、銀行・郵便局口座振込などが用意されているほうが利便性の高いサイトということになります。

また、いつもはクレジットカードを使っているという人でも、家族等に頼まれて商品を購入するときなど、今回は別の方法で決済したいという場合が生じることもあります。
したがって複数の決済方法が用意されていることは、そのネットショップの利便性を高め、利用者層を拡大することに直結します。

まとめ

クレジットカード利用率の上昇に伴って、ネットショップにおけるクレジットカード決済の導入は定番化してきました。しかし、同時に別の決済方法を複数用意しておくことも重要です。決済代行会社を利用すれば、これら複数の決済方法を簡単にまとめて導入することができ、かつ一元管理することができます。決済代行会社の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

ソニーペイメントサービスのクレジットカード決済代行サービス

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