ネットショップ運営でブログを書くメリットとは
公開日:2018年03月29日
更新日:2018年03月29日

ネットショップと連動したブログを開設するのは、コンテンツマーケティングの一環としていまや常套手段の一つです。ブログをショップへの集客につなげるにはどうすれば良いのでしょうか。
今回はネットショップ運営に際し、ブログを書くテクニックやメリットについてご紹介します。
ネットショップ運営者がブログを書くメリット
ネットショップ運営者がブログを書くことには次のようなメリットがあります。
親近感を与える
単なる情報発信だけではなく、運営者やスタッフの裏話やちょっとしたエピソード、雑感を記事にすることで、ブログを訪れるユーザーに親近感を持ってもらうことができます。
ブランディング
更新するブログの記事が好評であれば、ユーザーが定期的な読者になることが期待できます。そしてネットショップへの印象も良くなるでしょう。読者が一定数増えればファン化するユーザーも現れます。コメント欄やSNSでスタッフとユーザー、あるいはユーザー同士でつながるなどの広がりも、勿論考えられます。
ショップの営業状況が伝わる
新商品やキャンペーン、セールの予告など、ブログを通じてアップし、ショップの営業状況を伝えることができます。メンテナンス情報なども、事務的な告知とは異なる、柔らかめの文章で伝えることが可能です。
SNSの拡散ネタになる
話題性のあるトピックスなどの記事や、映える画像を掲載すれば、SNSで拡散されるかもしれません。拡散効果を狙うバズマーケティングを活用することができれば大きな販促効果が期待できます。
SEOの効果が期待できる
良質なコンテンツとして成立させ、運営するネットショップとのリンクや、更新毎にアクセス数が増加していく流れを作ることが出来れば検索エンジンからの評価が高まる可能性があり、SEOの効果が期待できます。
ネットショップにおけるブログの内容例
ブログにはどんなことを書けば良いのでしょうか。考えられるパターンをいくつか挙げてみましょう。
クイズやアンケート
読者が記事に対して反応が行える環境を整備し、読者に向けたクイズやアンケートを投稿して回答を募ってみましょう。事前に賞品(抽選形式)を用意することなどを行えれば、回答数の増加により賑わい感も狙え、ショップやブログの宣伝にもつながります。
お店への問い合せなどを記事化
実際に利用者から頂いた、商品やサービスなどの問い合わせ内容を紹介し、ネットショップ側がそれに答えるという記事を作成します。さらに補足の文章の追記なども行うことで、信頼の向上にもつながります。ユーザーの疑問を解消できると同時に、多くのブログ読者に対しても、商品やサービスに対する興味を抱いてもらうこともできます。
運営者紹介
運営者やスタッフの紹介記事です。運営者の顔が見えることや想いは文字を通じて安心感や親近感を与える効果があります。些細な内容でもかまいませんが、自社のネットショップや販売している商品に対する愛情を感じさせることなど、自身が楽しんで書いていることが伝わると、読者に対して安心感や親近感を与える効果が狙えます。
商品に関わる豆知識
商品に興味を持っている人に対し、知って得するようなちょっとした情報を書いてみましょう。「こんな機能もあるのか」「こんな人も買っているのか」などの情報を伝えることで、購買意欲を高める効果が期待できます。
商品の開発(誕生)秘話
上記の豆知識と似ていますが、商品の開発裏話やストーリーを伝える記事も購入検討中の読者の興味を引きます。ネットショップの商品ページだけでは書ききれない詳細な情報や想いなどを販売者目線や消費者目線で伝えることで、商品の魅力を取りこぼさずに伝えられます。
ニュース、新商品情報
最新情報を伝える記事です。運営者によるコメントを加えることで、これらの情報も「読みたくなる記事」にすることができます。
活用事例紹介
購入者に向けて商品をどうやって使うのか、どんな付加価値が手に入るのかを説明するような記事も購買意欲を高めます。運営側となるスタッフ自身が実際に商品を使っており、その特徴や使用感や気に入っている点などを挙げるような記事は特に人気があります。その商品を実生活で使っているという話は説得力があり、同時にユーザーと同じ目線に立つことで親近感も与えられます。
まとめ
ブログを開設する際は、事前にしっかりとコンセプト設計を行い、ターゲットを定め、ユーザーに届く記事を提供できる更新内容を考慮しましょう。あいまいな内容や一方的に情報を流すのではなく、どんな記事を書けばユーザーに興味を持ってもらえ、運営しているネットショップに連携するのかを常に考えながらブログを更新していくことが大切です。