ネットショップ業務の効率化と最適化を
支援するベンダーの種類

公開日:2018年08月08日

更新日:2018年08月08日

EC業界を支援するソリューションベンダーとはどのような業種があるのか、またどのような時に活用できるかをご説明します。

ベンダー(ソリューションベンダー)とは

ネットショップ運営において、EC運営企業が行う運営業務の効率化や最適化を支援する事業者であり、その事業者数や支援を行う種類は多岐にわたります。

ベンダーの属性や種類について

具体的にどのような事業者が存在し、どのような業務を行なっているかをご説明します。

様々な視点からまわすことができる

ネットショップ運営は実店舗と違い、多くの項目が数値化されるという特徴があるので、様々な視点よりKPIの設定を行うことが可能です。例えば、「アクセス数」や「平均ページビュー数」「転換率」や「離脱率」などといった項目を対象にKPI設定を行い、それに対してそれぞれにPDCAをまわしていくことで、結果的に売上拡大につなげていくことが可能となります。

店舗管理型事業者

  • データ管理
  • 決済業務

販売戦略型事業者

  • 事業戦略
  • 情報収集
  • 分析業務

集客型事業者

  • 販促型事業者
  • 新規集客
  • リピート集客
  • 購入率向上

顧客対応型事業者

  • 物流業務
  • 接客業務

EC運営を支援するベンダーは、インターネット上での検索、展示会やイベントなどに足を運ぶなどで探す事が出来ます。
展示会は中小企業基盤整備機構などが主催でイベントを行なっております。


ネットショップ運営者が目指す効率化と最適化

どのような課題にどう取り組むのか?

当然ですが、自社の課題解決に向けて今すぐにベンダーに依頼協力をするのではなく、自社の課題に対して、どのような事業者がどのような支援を行っているかといった事前調査を予め行っておくことが必要です。

また、一緒に課題解決に向かって活動する際に、自社として課題解決のゴールの形を正確にベンダーに伝えることが大事です。

その課題に対してベンダーが改めて自分達の「課題」や「あるべき姿」を整理し、課題解決に向けた提案をいただける姿にしなくてはいけません。
最悪なのは、全てをベンダーに丸投げすることです。

この課題の何を必達とし、どこは妥協できるのか。優先順位を明確にする必要があります。また、「数値目標」も具体化する必要があります。あいまいな「努力目標」ではなく、評価可能な数値目標も盛り込み、ベンダーと共有することにより、目標値に向かって効率よく業務改善が可能になります。これを繰り返すことによってネットショップの業務改善が効率よく進み、最適化への道が開けるのです。

スペシャリストとの協業は効果が大きい

課題解決に向けて、ベンダーに提案してもらう中で、自社の根本的な課題が明確になる場合もあります。自社では気が付かない課題に対して経験豊富なベンダーは、他社事例も踏まえて説明してくれます。

ベンダーのツールはピンポイントな課題に対して、改善効果が極めて高いケースが多いのです。自社のこれからの事業規模や業務内容を考慮し、今後のネットショップ運営戦略に適合したベンダーとアライアンスを組むことで、大きな効率化や最適化が見込めますが、そのためには自社の課題とゴールを明確にしなくてはいけないのです。

まとめ

ベンダーとの協業で大きな効果をもたらすために必要なのは、自社の課題とあるべき姿を明確にして、定数的な目標値を設定することです。これをベンダーと共有し、業務部分のパート分けをしっかり行いながら効率化を進める必要があるのです。

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