ネットショップ運営者が知るべき運送会社の選び方

ネットショップ運営者が知るべき運送会社の選び方

ネットショップを始めるにあたって、運送(配送)会社はどのようにして選べば良いのでしょうか。ネットショップ運営者が知っておくべき運送会社の選び方のポイントをご説明します。

*2017年12月時点での情報です。

運送方法の基本

ネットショップが商品を送るために使用する運送方法としては、主に次の2種類があります。

メール便

カタログ、パンフレット、雑誌、DVDやBlu-ray、CDなどの軽量な荷物を各戸へ配送するサービスです。1997年にヤマト運輸が「クロネコメール便」の名前でサービスを開始したのが最初ですが、クロネコメール便は2015年に企業向けサービスである「クロネコDM便」を残して廃止されました。佐川急便の「飛脚メール便」は法人のみ、日本郵便の「ゆうメール」は個人・企業を問わず、現在も利用できます。

メール便は信書を送ることはできません。また、配達時は基本的に郵便受けに入れられますが、郵便受けに入らないサイズのものは宅配便と同じように手渡しとなります。

日本郵便のゆうメールの場合、3kgまでの荷物を送れます。規格は長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内です。料金は150gまでの規格内であれば180円、規格外であれば265円など、重量による区分があります。また、メール便に近いサービスにクリックポスト、レターパック、定形外郵便などがあることも知っておきましょう。

宅配便

一般的な大きさの荷物を各戸へ配送するサービスです。ヤマト運輸(宅急便)、佐川急便(飛脚宅配便・飛脚航空便)、日本郵便(ゆうパック)、西濃運輸(カンガルーミニ便・カンガルー通販便)、福山通運(フクツー宅配便・パーセルワン)など多くの運送会社があります。発送方法はネットショップの場合、事業所や倉庫などに集荷に来てもらうのが基本です。

ヤマト運輸の宅急便は、60サイズ(907円~)から160サイズ(2,030円~)まで、6種類のサイズが用意されています。60サイズは箱状の荷物の場合、縦×横×高さの合計が60cm以内で、重さ2kgまでの規格です。60サイズ未満の荷物を送りたい時は宅急便コンパクト、160サイズ超の荷物を送りたい時はヤマト便というサービスもあります。なお、一梱包の価格が30万円を超える荷物は宅急便では送れず、ヤマト便(宅急便の規格を超えた荷物を扱うサービス)であれば送れます。また、オプションとしてお届け日指定、時間帯お届けサービス、着払いなどが用意されています。

運送会社の選び方

運送会社はどのようにして選べば良いのでしょうか。各社、料金体系や配送可能サイズが異なるので、商材や利用スタイルに合った業者を選ぶ必要があります。運送業者の選び方については下記をヒントにしてください。

複数の業者に見積もりを取る

どの業者のサービスが最も自社にマッチするかは、実際に各社の営業所に問い合わせ、営業担当者に相談してみるのが一番わかりやすいでしょう。複数の運送会社に見積りを取り、詳細説明等を受け比較検討してください。サイズなどによって2社以上を使い分けたほうが安くなることもあります。

サービス内容を確認する

代引きや時間帯指定などのサービスが利用できることを確認しておきましょう。指定可能な時間帯の幅も運送会社によって異なるため利用者の利便性を考えることが重要です。また、商品の購入者に実際に荷物を届けるのはその運送会社のスタッフです。価格だけでなく、日時指定の正確さ、接客態度や荷物の扱いが丁寧であるかも確認しておきましょう。これは多くの人が実際に運送会社による配達サービスを受けたことがあるはずなので、知り合いなどを通じてたくさんの感想を聞いてみることをおすすめします。

集荷可能時間と割引サービス

集荷対応時間は各社異なるので、ネットショップ運営者として重要な項目となります。割引サービスも各種あります。業者により、まとめて荷物を送ると割引になる、会員登録して特定サービスを利用すると割引になる、回数券がある、取扱店や営業所に荷物を持ち込むと割引になるなどの違いがありますので、しっかりとチェックしておきましょう。

出荷量に応じた交渉ができるか

月単位などで出荷量が安定してきたら、送料の値引きに応じてもらえることがあります。定期的かつ事前にそうした可能性があるかを打診してみるのも悪いことではありません。価格面だけでなく、時間帯などを決めて定期的な訪問集配を行ってくれたり、出荷の有無の確認をしてくれたりする運送会社もあります。急な出荷を頼みたい場合など、ある程度、柔軟な対応が可能かどうかもヒヤリングし、確認を取っておきましょう。

まとめ

ネットショップ運営を進めていくにあたり、運送会社はこれから長い付き合いになる相手です。今回紹介した選び方のヒントも参考に、それぞれの運送会社の特徴を慎重に見極めて、比較検討しましょう。