魅力的な商品探し!
ネットショップの商品仕入れ先を探す方法
公開日:2018年03月29日
更新日:2018年03月29日

ネットショップを始める際、商品を仕入れて販売する形式であれば、魅力ある商品を売りたいと考える人が大多数でしょう。
では、そんな商品はどのようにして仕入れれば良いのでしょうか。ネットショップ運営に役立つ、仕入先の探し方についてご紹介します。
ネットショップの仕入れ先を探す準備
仕入先を探す前に、まず主にどんな商材を扱うのかを明確にしておきましょう。アパレル、コスメ、アクセサリー・時計、生活雑貨・日用品、家電、PC関連商品、加工食品、お菓子といった扱う商品のジャンル・カテゴリを決めます。
また、傾向としてでも良いので、ジャンル以外のコンセプトも考えてみましょう。たとえば、ほかでは手に入りにくいめずらしい商品、消耗品など定期的に必要な商品、他店よりも安く販売できる商品、実店舗では買いづらい商品、特定分野に特化したニッチな商品など、同じジャンルのネットショップに対して、優位性が持てる条件を持った商品の仕入れを考えてみると良いでしょう。
ネットショップの仕入れ先を探す方法
扱う商品のジャンルやコンセプトが決まったら、いよいよ仕入れ先を探します。仕入先を探すには以下のような方法があります。
メーカーに直接問い合わせる
ただし、メーカーによっては直接仕入れ契約を交わすことに難色を示す場合があります。本当に扱いたい商品ならメーカーの意向を聞きながら交渉してみても良いでしょう。ハンドメイドのアイテムならそれを作っている製造元や作家と契約する方法もあります。
また、多くのメーカーや問屋が集まり、定期的に開催が行われる展示会や見本市で探す方法もあります。有名な展示会としては、年数回、東京ビッグサイトなどで開かれる「ギフト・ショー」があります。生活雑貨、日用品、美容、健康、アパレル、家具、食品など約2,000社のメーカーや問屋が小売店向けに商品を展示します。
ほかにも小規模な展示会はたくさんあります。参加することでどんな商品が市場に出回ろうとしているのか、また、どんなカテゴリや商品に人気が集まっているのかなど、今後のトレンドを知ることができます。
問屋を活用する
メーカーと小売の仲介をする立場である問屋も活用できます。最近はネット上に問屋・卸サイト(仕入れサイト)が多く存在します。特定ジャンルに特化したサイトのほか、ジャンルを横断して商材を検索できる情報サイトもあります。通常のオンラインショップのように問屋・卸サイト側でカートシステムを採用し、発行されたID/パスワードで小売側の情報が管理されているサイトもあり、気軽に利用できて、使い勝手も向上しています。
現物の商品に触れられるリアル問屋街に足を運ぶのもおすすめです。仮に東京都なら横山町・馬喰町問屋街、浅草・かっぱ橋道具街、蔵前・問屋街、五反田TOCなどが有名です。TOCはネットショップ運営者向けの商品選定会も行なっています。
中古市場を活用する
家具、家電、パソコン、書籍、衣料、自動車、オートバイなどの中古商品を仕入れて売る方法もあります。仕入れ方法はフリーマーケット、ネットオークション、エンドユーザーからの直接買取りなどが考えられますが、中古市場向けの市場(いちば)も開催されています。参加するには古物商許可証を持っていることが条件で、ジャンルごとに中古市場、道具市場などと呼ばれています。
まとめ
他店との差別化を実現するなら、多くの異なる仕入れ先を見つけることが重要です。ネットショップの仕入れ方法は一つだけではありません。また、仕入先も常に開拓していく事は可能です。顧客に対して、何が喜ばれるのか、何を売りたいのかなど、ネットショップのコンセプトとともに、その方法を考えてみてください。