ネットショップ運営者が決済代行会社を
利用するメリット

公開日:2017年11月27日

更新日:2017年11月27日

ネットショップ運営において、商品代金の決済を行う環境を整える際には、決済代行会社を利用するという選択肢があります。決済代行会社を利用するにはコストがかかりますが、それを上回るメリットがあると言えます。
ここでは、決済代行会社を利用する具体的なメリットをピックアップしてご紹介します。

決済代行会社を利用するメリット

決済代行会社を利用するメリットとしては、以下のようなものがあります。

サイトの利便性向上

ネットショップ運営者が自ら決済手段を用意する場合、選択できる方法がどうしても少なくなってしまいます。しかし決済代行会社を利用することで、利用者に便利なクレジットカード決済、コンビニ決済、キャリア決済など複数の決済方法を提供する事ができます。

利用者としては、自分にとって都合の良い決済方法が用意されているネットショップのほうが買い物しやすいはずです。決済代行会社を利用することで、利用者にとってネットショップの利便性が向上することは間違いありません。

開発工数の軽減

クレジットカード会社やコンビニエンスストア各社などと個別に契約する場合には、それぞれの会社ごとのシステムを構築しなければならず、膨大な費用と時間がかかってしまいます。決済代行会社を利用すれば、決済代行会社のシステムと接続するだけで、複数の決済手段をまとめて管理することができるシステムの提供を受ける事ができます。

したがって独自のシステム開発を行う必要がありません。メリットとして、多くの支払い方法導入を少ない連携工数で済ますことができ、ターゲットの変化や時代のニーズに合わせて、柔軟に決済手段を追加するこが可能な環境となります。

事務手続きの代行

クレジットカード会社やコンビニエンスストア各社などと個別に契約する場合、それぞれの会社の審査を受けて契約手続きを行わなければならず、導入後は問い合わせや商品代の入金確認などが契約した会社毎に必要となるため大変な作業になってしまいます。

ところが、決済代行会社を利用すれば、審査や契約などを代行してもらうことができます。面倒な手続きを行う手間を省くことがメリットとなり、本来のネットショップ運営業務に集中することが可能です。

請求管理工数の軽減

複数の決済手段を個別に導入する場合、クレジットカード会社やコンビニエンスストア各社によって、入金のタイミングも違う場合が多く、請求管理などの事務処理が煩雑になってしまいます。決済代行会社を利用すれば、請求の一元管理だけでなく、入金も一本化することが可能となる為、経理処理の負担が減り、事務作業の効率化向上が可能になります。

情報管理のリスク軽減

利用者のクレジットカード情報を扱う際には、高度なセキュリティ対策が必要になるため、専門的な知識や技術がもとめられます。
多くのクレジットカード情報を取り扱う決済代行会社には情報管理のためのノウハウや技術力があり、セキュリティ万全のシステムを用意しておりますので、個人情報漏えいなどのリスク軽減に有効だと言えるでしょう。

決済代行会社を利用する際に発生する費用

決済代行会社を利用する場合には、まず契約時にシステム導入などの初期費用がかかります。契約後は毎月の月額手数料と、決済金額に応じて定率を掛ける手数料が必要となるのが一般的です。
このほかに、トランザクション処理費用といって、決済代行会社のサーバーとの通信1回ごとにかかる従量的な手数料や、キャンセルなどの例外処理の費用が発生する場合もあります。

まとめ

ネットショップを運営する際、商品代金の決済環境を決済代行会社に依頼することで、管理工数削減や情報漏洩などのリスク軽減ができ、サイトの利便性も上がります。ネットショップ運営者として、本来の業務に時間を割くことができるよう、決済代行サービスのご利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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