店舗でもWebでも賢い人は貯めている
クレジットカードのポイントの仕組みとは?
公開日:2018年03月26日
更新日:2018年03月26日

クレジットカードはカード会社毎に付与されるポイントの貯まりやすさで選ぶという人がほとんどではないでしょうか。
しかし、クレジットカードで代金の支払いをするとなぜポイントがもらえるのか、その仕組みを知っている人は意外に少ないかもしれません。
今回は、クレジットカードのポイントの仕組みについてご紹介します。
クレジットカードのポイントの仕組み
いまではほとんどのクレジットカードにポイントプログラムと呼ばれるサービスが付帯しています。ショッピングなどでクレジットカードを使用すればその金額に応じて後日自動的にポイントが付与され、ポイントが貯まると希望する商品と交換できたり、そのポイントで商品が購入できたり、航空会社のマイルなどに交換することができます。
しかし、なぜクレジットカードを使うだけでユーザーにお得なポイントが与えられるのでしょうか。
その仕組みは、クレジットカード会社は加盟店(クレジットカードが使用できるお店)から手数料収入を得ています。加盟店手数料はユーザーがクレジットカードを使うたびに、加盟店からカード会社に支払われ、ポイントはこの加盟店手数料の一部をカードユーザーに還元しているのです。
例えば決済金額に対し、加盟店手数料が3%で、ポイント還元率が1%なら、カード会社へは2%の手数料が入ります。
カードユーザーはお得なポイントサービスがあるクレジットカードを積極的に使うので、サービスを充実させてクレジットカードを利用するクレジットカードを利用するユーザーの数を増やすことで、カード会社の収入は増えることになります。
クレジットカードのポイント加算対象外
クレジットカードのポイントは、どんなときにでも付与されるというわけではありません。商品を購入するときはほとんどのものが対象となりますが、次の場合はポイント加算対象外となることが多いので予め認識しておきましょう。
- キャッシング利用分
- カード発行手数料・年会費
- カードショッピング手数料(3回以上の分割払い等)
- ショッピングリボ払い手数料
- カード再発行手数料
- 遅延損害金
まとめ
カード会社各社毎にお得なポイントプログラムが用意されていることは、ユーザーにとってクレジットカードを使う大きな理由の一つになります。もともと支払いは現金派だった人が、ポイントのことを知ってカードで支払うようになったというケースもあるようです。このような状況から、多くのカードユーザーのニーズとして実店舗でもネットショップでもクレジットカード決済の導入が求められています。