特産品をネットショップで販売する際のポイント

特産品をネットショップで販売する際のポイント

魅力ある地方の様々な特産品が自宅まで取り寄せることが可能となるネットショッピング。日本各地にはその地域独自の様々な特産品が数多く存在します。まだ認知されていない特産品も多いため、これからネットショップ運営をおこなわれる事業者も増えていくことでしょう。今回は、地方の特産品を販売する際のポイントについて触れてみたいと思います。

販売する特産品は、季節商品ですか?

ネットショップで直販をしたいと願う生産者は多いかと思いますが、ネットショップ運営のポイントの一つとなるのが、できるだけ長い期間販売が行える商品であるかという部分があります。果樹などの季節商品は、一番の旬である時期が2週間程度のものや、季節ごとに品種が変わり半年以上販売が行える商品もあったりします。旬以外の期間については、ご自身のネットショップを放置することなく翌シーズンの販売時期に備えて、ブログやコンテンツページの追加やSNS上でオフシーズンの作業情報の発信など、地道なアプローチを行い続けることで、ファンをつなぎとめることができ、販売商品の旬を迎える際にも予約注文の開始を行うことも可能となり、販売開始直前に慌てることなく販売環境の準備も行えます。結果としてユーザーの気持ちを繋ぎ止めておくなどして用意周到に事前準備を入念に行うことで需要も見込めるでしょう。

1年を通じて販売できるネットショップをイメージする

運営者自身が一番の柱だと思う旬の商品以外に、年間を通じて販売できる商品を準備していくことで、ネットショップの売上げ拡大を狙う方法もあります。ただし注意しなければならないことは、地元の特産品を単に集めて販売するのではなく、取り扱う他商品においても可能な限りスペシャリストになり、販売側の言葉として商品説明を行ったり、自ら撮影した商品画像などで提案を行う必要があります。特産品を扱っているネットショップではあるが、単に商品を寄せ集めただけのカタログ的なネットショップにすることは避けることをおすすめします。勿論、取り扱う商品においては同梱購入でき、一度に発送できるよう体制作りを行う必要があります。スポット的なネットショップ運営では、年間を通じて売上の見込みも不安定となりますので、繁忙閑散期はあるとしても、常にネットショップがオープンしている状態を目指してみるのも良いかもしれません。

代替商品に注意する

今や流通の進化により、都内のスーパーなどでも全国各地の味噌や漬物が購入できるようになり、お取り寄せをしなくても全国の特産品が購入できる環境にあります。代替商品は多く存在しますので、予め調査を行う必要があります。もし代替商品が多く存在する商品であった場合でも、一般に流通しなく、自身のネットショップでしか購入できない商品などの開発を行う場合もあります。特に、食品系の商品においては味覚や文化の違い(味が濃い、薄い、甘い等)において需要が分散されるケースがありますし、工芸品などにおいてもそれぞれの地域での文化や趣向の違いも出て来ます。そのため販売商品においては、自分の地域以外の需要や供給のバランスにおいて、事前に入念な調査を行う必要があります。

スイーツやご当地土産などのジャンルにおいての注意点

その地域の素材を活かした洋菓子や和菓子といったものや、ご当地土産系の商品をネットショップ販売する際に注意すべき点は、既に認識されている商品であるか、入手が困難なものであるか、市場価格よりも安いなど、購入者から見て何らかのメリットがある必要があります。その中でも、この地域でしか売っていないものや、事前予約で無いと購入できない商品などがあれば、それが一つの強みとなるでしょう。

まとめ

ネットショップで販売されている特産品に多い傾向としては、商品そのものの販売単価が安く、逆に地方から出荷される為に送料が高く感じるといった構成を多く見受けます。ある程度のボリュームになるよう、または複数商品を上手に組み合わせたセットを企画し購入単価を上げ、更に企業努力を行うことで送料もセットに組み込むなどといった、購入者から見て「購入するメリットが多い」と感じてもらうひとひねりを考案する必要があります。その地にしかないもので、かつ購入する理由が明確であったり、購入者が好意を抱くことで、その後のリピート購入が見込めて行くでしょう。商品によっては、定期購入の仕組みを導入しても良いかもしれません。