取り扱う商品ジャンルの特性 ~フードジャンル編~

取り扱う商品ジャンルの特性 ~フードジャンル編~

ネットショップの商品カテゴリとして、フードジャンルがありますが、このジャンルはどのような特性を持ち、そしてどのような点に注意しなければならないか、ネットショップ運営の際、フードジャンル商品を取扱い、販売する際のポイントをご紹介します。

フードジャンルの特性について

今や近所のデパートやスーパーなどでも、全国の様々な食品が手にする事ができますが、やはりインターネット通販の醍醐味としては、まだまだ世の中に認識されていないものや、旬があり限定数しか市場に出ないもの、また日常的に消費する食品など、様々な商材がお取りよせ感覚で購入できることです。近年デパートや大型スーパーなどがネットスーパーの展開を行ってきています。食品を購入する際にネットショップを利用するという認識は今や常識化しつつあり、ネットショッピングを利用する世帯の割合が39%までのぼる時代になりました。国内EC化率においても年々増加傾向にあり、2018年は2.64%(食品、飲料、酒類含む)で、その市場規模は前年に比べ8.60%の伸びを見せているため、今後もネットショップで食品を購入する市場規模は膨らみ続けていくでしょう。

フードジャンルを取り扱う際の注意点

フードジャンルの商品は、日常消費する低単価帯のものから、商品によっては高額な単価のものまで様々な価格帯のものが販売されています。ネットショップ運営の際、注意しなければならないのは、利用者の平均客単価をどのラインで想定するか、またどの程度の客単価が理想であるかを定める必要があります。1商品が数百円のものであれば、それに対して送料を払う購入者は非常に少ない為、ネットショップ運営者としては、複数商品をまとめたセット商品での販売や、1商品の内容量を増やし、販売価格を引き上げるといった工夫が必要です。また平均客単価においては多くのネットショップが3,000円~5、000円であり、その価格帯に焦点を当て、粗利を確保する為の企業努力は必要となりますが、購入額5,000円以上は送料無料にするといった購入客単価の引き上げが多くのネットショップで行われている事を認識しておきましょう。同じ商品を販売しているネットショップが複数存在する場合、利用者は送料金額を意識し、最も条件の良いネットショップで商品の購入を行う傾向にあります。また、商品の取扱においてもその商品特性からユーザーが大変気にするポイントとなります。ネットショップを見て購入した、美味しそうなお肉が、実際自宅に届き、開封してみたところ部分的に黒ずんでいた、商品ページの詳細説明を熟読して購入したが、実際の商品はそれほどの価値を感じなかった等、口に入るものであるがゆえに、ユーザーの評価もシビアになりますので、品質には問題が無い事や、商品価値以上の過剰な説明を行わないなどといった配慮が必要になるでしょう。

フードジャンルの特殊な商品カテゴリについて

フードジャンルで人気があるカテゴリとしては、やはり食肉が挙げられます。いわゆる全国各地の銘柄牛やコストパフォーマンスが伺える輸入肉、各地の名店が販売する肉加工商品などが人気であり、平均客単価も高い傾向にあります。また日本各地の味覚の違いにおいては十分に留意しなければなりません。例えば味噌や麺などは、地域的に味覚の好みに違いがあるので販売側は前もって認識し、商圏を拡大させる為の工夫が必要となってきます。他に加工品などの輸入食材においては、購入場所が限定される為、インターネット上では人気のカテゴリとなります。また、珍しいもの、なかなか手に入らないもの等、販売価格が高額であっても、全国にはそれを求める見込みユーザーは多く存在し、その需要は見込めます。まさに商圏が全国となるインターネット販売の醍醐味と言えるでしょう。

まとめ

現在でも近所のデパートやスーパーには、インターネット上で購入できる商品において多くの代替品が販売されており、多くの消費者は日々そこで消費をしていますが、そのネットショップでしか購入できない、そのネットショップで購入すると安く購入できる、そのネットショップで購入する商品はとにかく品質が良いといったように、デパートやスーパーにはできない差別化や独自化を図る事で、全国が商圏となります。多くの食材を扱っているが、ネットショップ運営の際は、一番得意な商品に特化した専門店で運営を行っていくというスタイルも、今では多くのネットショップで取り入れている戦略となります。