ネットショップ運営成功事例 ~月商300万円編~ 老舗着物販売店の発想の転換

ネットショップ運営成功事例 ~月商300万円編~ 老舗着物販売店の発想の転換

ネットショップ運営において、多くの成功事例を認識しておく事は、自身のネットショップ成功にも大きくつながります。今回は老舗着物販売店が発想の転換により月商300万円を達成した事例をご紹介します。

老舗着物販売店が発想の転換により月商300万円を達成

日本古来の伝統であり、文化の象徴として受け継がれている着物。その艶やかさや着こなしの美しさは世界中からも認知されており、日本全国には老舗といわれる呉服屋さん、着物屋さんが多く存在します。

そのような状況の中、やはり呉服や着物業界においてもネットショップ運営を行っている店舗も多く、現在では他の商品ジャンル同様にWeb上に競合が多く存在します。

通常の考え方ですと、既存の実店舗で取り扱っている呉服や着物、そしてそれに関連する帯や小物などの商品をネットショップで販売するという流れになりがちですが、同じ業界の中でありながら発想の転換により、ネットショップ運営開始から短期間で月商300万円の壁を越えたという成功事例を紹介します。

月商300万円を達成した成功要因とは?

発想の転換によって生み出された成功要因として、次のポイントが挙げられます。

・商品在庫が多く、低価格から高額商品までの幅広いラインナップを持っていたため、商品力においては非常に強みがあった。

・修繕、クリーニングなど、商品管理を全て自社内で行える環境が整っていた。

・呉服、着物の質やデザインを売りとしてネットショップ展開を行う予定であったが、発想の転換を行い、創業○○年の老舗呉服・着物屋が運営するレンタル専門店として特化した。

・呉服・着物を着る用途においては勿論熟知している為、ネットショップでメインとなる提案方法として、用途別での紹介や、いまさら聞けない用途においてのマナーなどのコンテンツに重点を置いた。

・商品は売りきりではなくレンタルとなるので予約販売(レンタル)の提案も可能となり、1つの商品が周期的に何度でも提供できる点において、長いサイクルで考えると販売して得られる利益よりも多くの利益を生み出す構造であると試算できた。

・レンタル品といえども平均顧客単価は高い商品である。

といった要因を見つけることができた結果、月商300万円の壁をわずか数ヶ月で達成することができました。

EC業界への参入が遅いと、すでに顧客を持った多くの競合が存在する中で苦戦を強いられるケースが多く存在しますが、商品自体の取り扱い方を「販売する」から老舗呉服店の商品を「レンタル」して頂くという発想の転換を行ったことで新たな販路開拓に成功したという事例となります。

月商300万円を達成した際の、次なる課題とは?

今後の運営において、定期的に販売環境の見直しを行っていく必要があります。人気商品の「ウォンツやニーズ」をより詳しく把握するため、販売(レンタル)データについて、取得・分析をしていきましょう。また、ユーザー視点からのユーザビリティーの見直しや、人気ランキングやレコメンド機能、現在最短予約可能な呉服・着物の露出提案といった、ECサイト内の見直しを行う必要性が出てくるでしょう。

                

サイトリニューアルを行った結果、予約に至るまでの全てのプロセスにおいての数値が向上するはずです。

売上げ拡大に伴い、定期的に販売環境の見直しを行っていく必要性において強く認識する事が重要であり、このように販売環境が整う事により、いよいよ広告戦略について進めることが可能となっていくでしょう。

まとめ

ネットショップ運営において、一つの壁となる月商100万円を超えることに成功し、それが月商300万円を超えてくるあたりから、売上げ拡大を想定した販売環境の見直しの重要性を改めて認識することとなります。

また、運営開始時点から行った商品戦略の抽出が成功要因としての強い軸となり、その成功要因を成果につなげるために、販売環境の定期的な見直しの重要性を認識することで、今後の運営展開においても精度の高い販売計画が行えるスタイルが確立されていくはずです。

ネットショップ運営において、一度構築した販売環境をそのまま使い続けるのではなく、実店舗の運営と同様に売上げ規模や来店するユーザー層の広がりによって、売り場の導線や陳列商品の見直しが都度必要となっていくことを改めて認識しましょう。