ネットショップのサンキューメールを
活用した販売促進

公開日:2018年03月29日

更新日:2018年03月29日

商品を注文してくれた購入者、会員登録やメルマガ登録をしてくれた人、資料請求をしてくれた人などに対し、それぞれの行動に対し感謝の気持ちを込めてネットショップが送るのがサンキューメールです。

このサンキューメールは本来の役割のほかに、販売促進活動にも利用することができます。
今回は、どのような活用方法があるのかをご紹介しましょう。

サンキューメールの役割

ネットショップにおけるサンキューメールとは、購入者から商品の注文を受け付けた際、購入者が決済手続きをしてくれた際などに送るメールのことです。多くは、そのステップが完了した際に自動配信メールとして送られます。

その役割はまず、「ご注文を承りました。」などの文面で購入者に対し受注完了、発送完了の報告を行って内容確認し、購入者の行動に対して販売側から感謝の気持ちを伝えることにあります。

受注完了時のメールには商品名、商品番号、販売価格、数量、合計金額、支払い方法、発送希望日など、購入者が入力フォームで送信した注文内容を整理して記載するのが一般的です。万一、内容に問題があれば返信メールなどで連絡をもらい、早々に対応します。

サンキューメールには、事務的な確認事項だけでなく、注文に対し感謝の気持ちを伝えるメッセージも書き加えましょう。メッセージは事務的な内容ではなく、温かみのある人的な想いが伝わる内容が好ましいです。そのことで購入者にフォローの手厚い業者であることを伝え、丁寧さや安心感を印象付けることができます。

サンキューメールを販促で活用するメリット

サンキューメールは購入者をリピート客にするための販促ツールとしても活用できます。

メールが届くのは、購入者の心理的に商品到着への期待が高まっているタイミングです。関連商品や、ネットショップ自体に対する興味も湧いている状態とも考えられます。このとき、購入者が欲する情報をタイムリーに提示できれば、新たな注文につながる可能性があります。たとえすぐに購買には至らなくても、商品やショップの配慮が記憶に残り、興味を持続させるきっかけを与えられるでしょう。

サンキューメールを活用した販促方法

具体的に、サンキューメールを活用した販促方法には次のようなものがあります。

関連商品のおすすめ

次の商品の購入促進として効果が期待できるのが、おすすめの関連商品紹介です。メールの最後などにさりげなく付け加えて、あまり押し付けがましくならない提示の仕方にするのがコツです。同じ商品を購入した人がどんな商品を買っているかを示すのも興味を引きやすいでしょう。

メルマガ登録の案内

購入者がネットショップ自体に関心を持っている場合は、メルマガ登録にも積極的に応じてくれる可能性があります。新商品情報やキャンペーン情報が入手できるなど、自社のメルマガ内容の魅力について簡単なアピールを書き添えておきましょう。メルマガ登録者になんらかの特典を用意することを事前に伝えることも効果的です。

購入者へのクーポン発行

次回購入のための直接的な動機を与えるには、購入者限定のクーポン発行が有効です。クーポンは「次回、◯円以上の購入で使用可」とするのが良いでしょう。値引きや、ポイントアップ、粗品プレゼントなど、クーポンの内容についてはアレンジが可能です。また、おすすめの関連商品の提示とあわせてクーポンを発行すれば、相乗効果も狙えます。

まとめ

サンキューメールはネットショップで商品を購入した人のほとんどが目を通すメールであり、ネットショップ運営側としては重点を置く項目となります。単に事務的な作業とは捉えず、そのことをチャンスと捉えて販促に結びつけ、リピート購入を促しましょう。

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