Instagramを活用した
ネットショップの集客方法
公開日:2023年03月29日
更新日:2023年03月29日

「インスタ映え」という言葉が流行語にもなっている現在、Instagramをプロモーションに活用するネットショップが急増しています。Instagramはどのように運用すれば効果的に活用できるのか、今回はInstagramを使ったネットショップの集客方法をご紹介します。
Instagramの特徴
InstagramがTwitterやFacebookと最も大きく異なるのは、掲載する写真をメインとしたSNSである点です。基本的にスマートフォンのアプリから投稿し、その際、アプリのフィルターを使って写真をおしゃれに、またはかわいく、クールに加工・編集することができ、魅力を増した写真の掲載が可能となります。
メインユーザーはF1層の女性です。キーワードによる検索はハッシュタグで行い、投稿には投稿内容に関連するハッシュタグを複数付けるのが文化の一つになっています。
ハッシュタグとは、#○○○といったように、#とキーワード(またはネットショップ名)をセットで記述します。該当するハッシュタグページ内に投稿が連動するといった特徴があり、ターゲットに刺さるキーワードは拡散効果が期待できます。
ネットショップの集客にInstagramを活用するときも、写真とハッシュタグは重要な要素となります。ユーザーはハッシュタグからショップの投稿を見つけ、アップされた写真を見てネットショップを認知するため、ハッシュタグの設定はとても重要な要素です。
ネットショップ運営でInstagramを活用するメリット
アInstagramはネットショップのコンセプトや雰囲気、商品の魅力が端的に伝わりやすい媒体です。Instagramのテイストにマッチし、ユーザーの共感を呼ぶ写真やモデルを投入した写真を載せることができれば、投稿からショップに興味を持ってもらえる確率がアップします。
これはもともとInstagramがエンゲージメント率の高いSNSであることによる効果とも言えます。「Instagramで見たあのショップ」ということが記憶に残るだけでもプロモーション効果があります。また言葉ではなく、写真を通じて視覚的なイメージから好感度向上につなげられるのもInstagramの長所です。ユーザーからのいいね!やコメントが付けば、親密度、愛着度、支持度も上がり、またそれらを測る尺度にもなります。いいね!がたくさん付けば、さらに多くのユーザーからの注目も集まるでしょう。
Instagramを集客で活用する方法
InstagramはTwitter等と比べると、格段に拡散性が高い媒体とは言えません。むしろターゲットを絞った、より深い共感を持ってもらえるようなアカウント運用のほうが媒体特性にマッチしています。具体的には下記のような運用方法を心がけましょう。
公開写真の企画にこだわる
単に商品をきれいに撮影するだけでは不十分です。日常を想起させるシーンをセッティングし、商品がある、使われている様子を演出するといった工夫をしましょう。見込み顧客が憧れを抱くようなモデルを起用するのも効果的です。企画は単発ではなく、設定や世界観に統一性を持たせてコンセプトやストーリーを感じさせるもののとして継続させれば、Instagramをネットショップのブランドイメージ構築の場として利用することができます。
ハッシュタグを利用する
前述したようにInstagramではハッシュタグが大きな意味を持ちます。より多くの人に写真を見てもらうためには、閲覧者が探しやすく、ほかとはあまり被らないハッシュタグを考えることがポイントです。またハッシュタグには検索だけでなく、使用するワードによってセンスや共感、世界観を伝えるといった機能もあります。
アカウント表示を整える
プロフィールにネットショップのURLを記載することはもちろん、使用するアカウント画像もわかりやすく、こだわりのあるものを使いましょう。ファーストビューに並ぶ写真も重要です。ユーザーがパッと見て直感的に興味を持つかどうかを考えて表示を整えましょう。
Instagram運用の注意点
ほかのSNSと比べると炎上することは少ないInstagramですが、それでも炎上がまったくないとは言えません。例えば写真に一般人の顔が写り込む、食べ物を粗末に扱う、不法侵入を疑われるようなロケーションの写真を使う、競合他社を貶めるような内容を掲載する等、モラルを守り、マナーやルールに反した投稿に気をつけてください。不快感や反感を呼べばたちまちユーザーは離れていきます。
また、個人のアカウントを使い、ステルスマーケティングのような形で宣伝する方法もおすすめできません。そのことが発覚したときのユーザーの反発は大きく、簡単に炎上に発展してしまうでしょう。Instagramの運用においてもユーザーファーストで考えることが必要です。
アカウントが乗っ取られるというリスクにも備えます。アカウントが乗っ取られると、これまでの投稿が削除される、イメージを損ねる、多くのフォロワーが離れる、アカウントの再構築が必要になる、といった事態に陥ります。パスワードを強固なものにし、アカウント情報は最小限の者しか知り得ないようにし、万が一乗っ取られたときに被害を最小限に抑えるためのフローも予めマニュアル等で用意しておきましょう。
まとめ
Instagramの運用にあたっては、事前に設定するコンセプトが重要となります。可愛い、美しいにするか、あるいはお洒落さや格好良さを追求するかは、扱う商材やショップのイメージによって異なります。それぞれのネットショップに合ったInstagram活用法をじっくりと考え運用していく事で、ターゲットとなるファン層を増やし、ネットショップへの来店を促しましょう。