基本はここから!ネットショップの顧客ターゲット設定方法

基本はここから!ネットショップの顧客ターゲット設定方法

「あなたのショップの顧客ターゲットは?」と聞かれて即答できるでしょうか。

顧客ターゲットの設定はネットショップにとって、最重要な位置づけで初期段階で行なっておくべき基本事項です。

その設定方法についてご紹介します。

顧客ターゲットを設定する意味とは?

サイトを訪問した時、多くの人は「私の好きな感じのショップなのか」「私向けのモノが売っているか」を瞬時にかつ、無意識に探っています。その感覚にマッチしたショップならもっと興味が沸くと同時に更に見たくなり、スクロールの行動を行います。そうでなければすぐに別のサイトに移動したり、ページ自体をクローズしてしまいます。

ネットショップ運営に際し顧客ターゲットを設定することは、そんな訪問者にわかりやすく、きちんとメッセージを伝えることを意味します。ネットショップでは、「ここはあなたに向けたショップです」というメッセージをネットショップにたどり着いた際のファーストビュー時のサイト上部やサイト全体のデザインやキャッチコピー、品揃えで伝えなければなりません。そうしたサイト作りや販売戦略の大前提となるのが、顧客ターゲット設定です。

また、ターゲットを明確に定めておけば、ほかのスタッフや取引先関係者にもわかりやすくサイトの方針や特徴を伝えることができます。訪問者や利用者と直接、対面して接客できるわけではないネットショップでは、顧客イメージを明確化し共有するためにも、顧客ターゲット設定することが非常に重要です。

顧客属性の分類方法

顧客ターゲットを設定するためには、ターゲットの範囲を理解できるよう、分類する作業が必要です。いくつかの属性を元に特定のグループに分けることを、セグメンテーションと呼びます。

例えば、化粧品を売りたいのであれば性別や年齢、DIY用品を売りたいのであればライフスタイルや好みといった属性が、セグメンテーションにあたって重要になってくるでしょう。

ターゲットとしたいセグメンテーションが適切に行えると、そのセグメンテーションの属性に合わせたサイト構築や、商品構成、自身のネットショップの強みは何か、どう集客施策を展開すべきかなどが見えてきます。

下記の代表的な2種類の属性を参考に、顧客属性を考えてみてください。

デモグラフィック属性

デモグラフィック属性とは、性別、年齢層、職業、居住地、家族構成、収入などの「人口統計分布」で用いられる属性情報のことです。その人に関するごく基礎的な属性と捉えてかまいません。実際のショップの利用者についてのデータも参考にしながら、顧客ターゲットの性別、年齢層、職業などを考慮し、最適な属性を考えましょう。

サイコグラフィック属性

サイコグラフィック属性は、その人の「心理的要因」による属性情報です。価値観、ライフスタイル、性格、好み、信念、購買動機、商品使用頻度などがそれにあたります。やや抽象的ですが、要は同じ20代の女性でも、どんな価値観やライフスタイル、好みを持った女性なのかを設定するということです。すべての項目を網羅する必要はなく、あなたのショップが販売する商材において、顧客属性として重要と思われる項目をセレクトしましょう。設定できたら、それがあなたのショップの「顧客ターゲット」です。

ペルソナの設定方法

前項で顧客ターゲットを決めたら、もっと具体的なユーザーの姿も思い描いてみましょう。あなたのショップを利用する「最も重要で象徴的なユーザー像」のことを、ペルソナと呼びます。ペルソナを作る時は、あたかも実在する人間であるかのように細かい項目を考えます。

住所、住居スタイル、職業、職場の場所、仕事内容、肩書き、最終学歴、家族構成、恋人の有無、友人関係、収入、貯蓄、趣味、好きなブランド、インターネット利用状況、所持デバイス、生活習慣、生活パターン…などです。

項目はショップの商材特性に合わせて必要なものだけをセレクトしてかまいませんが、かわりに商品購入の動機につながりそうな項目は漏らさず確実に設定します。ペルソナはこうした設定項目以外にも、商品サービスを知るタイミングや比較検討するタイミングなどによっては、写真やイラストでその顧客ターゲットのイメージを明確化することもあります。

ペルソナを設定する理由は、具体的なユーザー像を想定することで「誰に向けたショップか」をより明確にできるためです。対象となるペルソナが好んでアクセスし、居心地がよいと感じてくれ、お気に入りの商品を探してくれるようなショップを作ることを目指しましょう。

まとめ

顧客ターゲットやペルソナに合わせたネットショップ作りは、サイトの使い勝手や機能面にも反映させます。たとえば、決済方法なども顧客ターゲットに合わせて用意することが重要です。精度の高い顧客ターゲット設定により、サイトのデザインや機能細部にまで目を行き届かせることで、顧客満足度を向上させることができるでしょう。