ネットショップを自社サイトで運営するメリット・デメリット

ネットショップを自社サイトで運営するメリット・デメリット

ネットショップを始めるには、大手のECモールに加入する方法のほかに、自社で独立したサイトを立ち上げる方法があります。

自社サイトでネットショップを運営することには、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

また、デメリットを克服するために知っておくべきことについてもご紹介します。

自社サイトを立ち上げるメリット

自社サイトを立ち上げてネットショップを始めることのメリットとは何でしょうか。以下、その主なものを挙げてみましょう。

柔軟にデザインを選べる

サイト全体や各ページを自由にデザインすることができます。ブランドイメージやショップコンセプト、顧客ターゲットなどに合わせて、特徴的で統一したデザインでサイトを構築できます。

モールに出店するネットショップでは、モールが定めたフォーマットに沿ったデザイン、レイアウトでサイトやページを作ることになるため、提案や表現に限界が生じます。したがってショップの独自色を打ち出すには自社サイトのほうが圧倒的に有利です。自社サイトはオリジナリティのあるショップを作り上げることにより、同ジャンルの他店と差別化するといった戦略に向いています。

独自集客ができる

集客やマーケティングも自由に行なえます。検索エンジンの上位表示を狙う(SEO)、インターネット広告となるリスティング広告やディスプレイ広告、アフィリエイト等を広告主として実施するなど、自社サイトだからこそできる独自集客を行える手法があります。

ターゲットが興味を持つコンテンツを制作して集客につなげるコンテンツマーケティングも、自社サイト型ネットショップと親和性の高い手法です。コンテンツマーケティングでは、たとえばターゲットユーザーが必要とする情報を読み物として提供し、情報の正確さ、好感度や信頼感、居心地の良さを高めることで、結果的に最終的なコンバージョン率(成約率)を上げる事に大きく貢献をします。

こうして集客した結果、自社サイトで購入してくれた利用者は、モールでの利用者に比べ、リピート率が高かったり購入単価が高かったりという傾向もあります。

集客をもとにデータ収集ができる

集客のための施策やアクセス解析を通じて、サイト訪問者、購入者、リピーターなどの行動特性を知ることができます。キャンペーン、会員システム、メルマガ発行、SNS連動など、反響データを収集するための手法も自由に選んで駆使できます。有効なデータ収集と分析のフローが確立できれば、その蓄積を売上アップにも反映できるでしょう。

自社サイトを立ち上げるデメリット

デメリットはどうでしょうか。これは以下の2点に集約できます。

制作・保守費用がかかる

サイト構築、ページやコンテンツ制作、修正、運用、保守、サーバーレンタル、セキュリティ対策等のための費用がかかります。自社サイトは自由にデザイン・コーディネートできる代わりに、これら制作関連にかかるコスト、手間と時間がかかります。

集客コストやノウハウが必要

集客やマーケティングにもコストや時間がかかります。それらに関する最新の知識やノウハウも必要です。集客をモール運営会社に任せておけるモール出店型ショップと違い、自社で一から広告戦略や販売促進活動を企画することは苦労が伴うでしょう。集客のための施策を成果ににつなげられるようになるまでには、多くの試行錯誤や時間、場合によっては第三者の専門的な支援が必要です。

自社サイトは信用が低く購入しづらい

「楽天市場」や「Amazon」など大手のモールに比べ、自社サイトは信用が低く、購入しづらいと感じる利用者が多い傾向にあります。購入したい商品を自社サイトにおいて利用者が見つけた場合でも、個人情報を入力することに抵抗があったり、商品が届くかどうか不安になったりが原因で、購入に至らないケースがあります。

デメリットを克服するには

デメリットを克服して自社サイトを軌道に乗せることは、いまでは以前に比べてそれほど難しいことではなくなっています。

サイト構築や運営に関しては、CMS(コンテンツマネージメントシステム)などを活用することでコストダウンや効率的な管理を図る方法が一般化しています。ショッピングカートシステムもオープンソースのツールが利用できますし、専門企業が提供するサービスをレンタルして利用できる使いやすく様々な機能や特徴を持ったASPカートが数多く存在します。自社サイトの立ち上げ、運営に役立つ支援ツールやサービスの機能面や使い勝手を事前に精査して採用し、上手く活用すれば、そのハードルは決して高くはありません。

まとめ

自社サイトによるネットショップで成功するには、メリット・デメリットについてよく知っておくことが重要です。また、自社サイトに利用できる各種サービスについても徹底的に調査し研究することで、効率化、コストダウン、リスク回避が実現できます。自社サイト運営で成功されているネットショップのように、最新のサービスなどに関する情報にも目を光らせておきましょう。