ネットショップ運営で知っておきたい画像の著作権のこと

ネットショップ運営で知っておきたい画像の著作権のこと

ネットショップを運営するにあたって、Webサイトを作るには魅力的な画像が必要不可欠です。

しかしいくら素敵な写真がネットショップ上にアップされていても、それが無断で使用したものだとすれば著作権の侵害として訴えられてしまいます。

ここでは画像の著作権についてご紹介します。

画像の著作権とは

そもそも著作権とは芸術、音楽、美術などにおける文化的創作物を保護する権利で、知的財産権の一部です。基本的に著作物を生み出した瞬間から権利は発生し、日本では著作者の死後50年間、権利が著作者に帰属します。

また、著作権は著作財産権と著作人格権の2つに分けられます。

著作財産権

著作財産権とは著作物を出版したり上映したり公開したりする権利のことで、これは他人に譲渡したり売却したりすることができます。

著作人格権

一方の著作人格権は著作物の同一保持性を守る権利を含み、著作財産権を譲ったとしても生涯保障されます。たとえ著作財産権を買い取っていたとしても、著作人格権があるため、著作物を改変しようとする際には著作者に許可を取ることが必要になるのです。

画像の著作権侵害

インターネット上に掲載されている画像にも当然著作権は適用されます。著作権のある著作物を無断で使用すると著作権法に抵触し、10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金に問われることがあります。画像を無断で使うこと、勝手に改変すること、許可なく公開することなど、これらすべてが著作権侵害に当たります。

著作権法には第30条~第47条の8において、私的使用のための複製、図書館等における複製、教科書用図書等など、著作物を自由に使える場合が明確に記されています。不特定多数の人が見るWebサイトで使用することは、この法律には明記されていないので著作権侵害にあたると言えるでしょう。

著作権を侵害せずに画像を使用するには

いくら魅力的な画像があったとしても盗用は絶対にしてはいけません。適切な画像を使用するために2つの方法をご紹介します。

著作権フリーのサイトで画像を入手

もっとも手軽なのは著作権フリーのサイトから画像を入手することです。近年インターネットの普及により、著作者自身が「明記している条件を守れば著作物を自由に使って構わない」というメッセージとともに画像や作品がアップされているケースが増えてきました。

ただし、著作権フリーの画像の中にも「商業利用OK・NG」、「クレジットなどの著作権仕様が必要・不必要」、「画像の加工OK・NG」など細かな決まりがあるものもあります。フリー画像を使用する際は必ず利用規約を読み、それに則った使い方をするようにしましょう。

モデルリリース(肖像権使用許諾書)の保証を行っていないフリーサイトもあるのでご注意ください。安全面やクオリティで選ぶなら、購入が可能な有料の素材写真を使うことをおすすめします。

自分で撮った写真を用意すること

適切な画像使用で一番簡単な方法は、言うまでもなく自分で(または仕事として社員が)撮影し、加工した画像を使用することです。自分で撮った写真なら使用するのに誰の許可も必要ありません。ネットショップ運営者は商品を魅力的に見せるため、創意工夫して宣材写真を撮影しています。「この画像、いいな」と思った時はそれを盗用するのではなく、あくまでもその画像を参考にし、それ以上の魅力が感じられるオリジナルの写真を撮影することに挑戦してみましょう。

まとめ

実際商品に触れることができないネットショップでは、その商品の魅力を最大限に引き出す撮影テクニックや画像加工のクオリティが売上を左右します。商品の魅力を視覚的に伝えるためにも宣材写真にはこだわり、著作権侵害の無いネットショップの運営を心掛けましょう。