ネットショップで取り扱う商品特性について知っておくべきこと

ネットショップで取り扱う商品特性について知っておくべきこと

ネットショップ運営を行う際に、インターネット通販が「どのような特性があるのか」を予め認識し、店舗とは違った視点で捉えておく必要があります。ここではインターネット通販の特徴的な商品特性について触れたいと思います。

取り扱う商品のジャンルごとに、様々な特性を持っていることを認識する

今やインターネットで購入できる商品においては、一般的に流通しているものは勿論の事、インターネット上でなければ購入できない商品など、ありとあらゆるジャンルの商品が日々流通しています。例えば、購入価格が高額となる高級腕時計を販売する事業者、漁港が運営する新鮮な魚介類を販売するネットショップ、実店舗では予約が殺到するスイーツ専門店など、販売する商品のジャンルによって、販売から商品出荷までのプロセスにおいて様々な注意点が存在します。そこで、取り扱う商品によってどのような点に注意しなければならないのか、また競合店と自社店舗との比較をしっかり行い、具体的にどの部分を差別化させていくかを決定しながら運営するのが大きなポイントとなります。

インターネット通販向きの商品とそうでない商品について

実はインターネット上で売買が行われる多種多様の商品において、インターネット販売向きである商品と逆にそうでない商品が存在します。インターネット販売の特徴として、購入者の自宅までネットショップ事業者が契約を行っている運送会社が商品をお届けするという点があります。これによる消費者側のメリットは、重量物やかさばるものなどの物理的に運ぶのが困難なものや、定期的に必要なもの、生活に必要なものなどを消費者の代わりに運送会社が自宅まで運んでもらえる点です。例えば多忙で実店舗に足を運べない人、重量物の運搬が困難な高齢者の方、専門店やスーパー等が極端に少ない町や村に居住する人などのニーズや利用が年々伸びてきています。こういった重量物やかさばるもの・定期的に必要なものなどは、インターネット販売向きの商品ジャンルとも言えます。

また、インターネット販売向きではない商品ジャンルとしては、商品検索数が極端に低すぎるもの、実際に商品を手にとってみないと商品の良さや品質が分からないもの、最寄りの専門店やスーパーに代替商品があるものなどが挙げられます。特に近所のスーパーにある日用雑貨などの「最寄品」は正直ネットショップには不向きです。しかしながら、そのような商品ジャンルを販売するネットショップは多く存在し、競合店や代替商品がある実店舗に対しての差別化要因や独自化要因をしっかり持った運営を行なっており、また多様な観点での商品付加価値を植え付けることが出来ています。こうやって付加価値の高くなった商品の販売マーケットを日本全国に求めながら販売展開を図っています。

取り扱う商品の市場規模はどれくらいであるかを認識する。

販売する商品は売り手の思い込みが強いため、この商品はたくさん売れるであろうという認識のまま、競合先をほとんど分析せずにネットショップを新規開店させることだけに意識が集中しがちです。いざネットショップがオープンしても、一向に注文が入らないといったケースを多く見受けます。そのようなことにならぬよう、まずは初動の段階で取り扱うジャンルの市場規模を調査してみると良いでしょう。経済産業省などの公式発表のデータ等、Web上で検索すると確認することができます。自身が取り扱うジャンルの実小売市場規模や、ECの市場規模などの抽出を行い、自社のEC運営に際しての見込みや、競合調査等をじっくり行ってみると良いでしょう。また、大手広告代理店などが「広告流通規模や広告配信先ジャンル」などのデータも公開しているので、どのようなジャンルにどのような広告がどれだけ使われているかなどを調査し、自社のジャンルと照らし合わせてみることも大きな気づきを得るきっかけとなるでしょう。

まとめ

インターネット上で販売する商品においては、まずはそのジャンルの商品が売りやすいかどうか、また競合が多いのか、同ジャンル内であっても商品そのものに差別化要因や独自化要因があるのかなどの分析を十分に行う必要があります。また、日々多くのネットショップが誕生している中で、これからも競合店は増えていくことを予め認識しておく必要があります。となると自社の商品の付加価値が重要な要素になります。

また、商品を発送後お客様に配達されるまで何日かかり、どのような状態で商品が到着するかは運送業者にゆだねられます。つまり運送会社が購入者まで商品の発送を行っていただく事も特徴の一つと言えます。「販売する商品が購入者の元に届き、満足いただく事でリピートにつながる」ようにするために自社ができることとしては、商品の梱包や、商品自体の不備が無いように細心の注意を払うことが必要です。